【UX】ストーリーテリングとは|ユーザーの印象に残るテクニック【webディレクション】

ストーリー ウェブデザイン
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今ある・これから作るサービスやwebサイトのユーザー体験(UX)をよりよくするテクニックは色々あります。
その中でも、ユーザーの印象に残りやすいとして、注目されている「ストーリーテリング」。

今回は、そんなストーリーテリングについて解説していきます。

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ストーリーテリングとは

ストーリーテリングとは、ブランドやサービスを立ち上げた背景にある、思いやコンセプトを印象的な「物語」として紹介することで、ユーザー(顧客)に強い印象を与える手法です。

印象に残りやすいだけでなく、共感を得られやすいことも利点です。

ストーリーテリングを取り入れた具体例

コーポレートサイトやブランディングサイトでは、かなりよく見かけるようになりました。
下記例の他にも沢山ありますので、探してみるのもいいかもしれません!

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ストーリーテリングが注目される理由

ストーリーテリングが注目されている理由は3つあります。
  • ユーザーの印象に残りやすい
  • シェアされやすい
  • 顧客とブランドの関係性強化に繋がる
「なぜそれをしているか」や背景などの体験談やエピソードは、利き手の感情的な反応を引き起こしやすいです。
そのため、印象に残りやすく、かつシェアされやすい特徴があります。
また、ブランドをストーリー化すると、顧客はブランドに対して親しみや信頼を抱きやすくなります。そうすることで関係性を築いていくことも可能です。

ストーリーテリングのポイント

ストーリーテリングを取り入れる上でのポイントは4つあります。

  • 聞き手・読み手に「驚き」を与える
  • 記憶に残りやすいストーリーにする
  • 「あなた」にまつわることについて話す
  • 聞き手・読み手に合わせる

上記のうち2つをピックアップして解説しますね。

「あなた」にまつわることについて話す

例えば、会社のミッション・ビジョンについて誰かに話す時、会社や創業者の物語を話すのではなく、自分自身(あなた)が感じたこと、経験したことをストーリーテリングの物語として話すようにします。

「あなた」の物語でないと他人事になってしまい、共感が得づらいからです。

聞き手・読み手に合わせる

相手によってストーリーテリングの内容はカスタマイズする必要があります。
ターゲットごと、例えば社会人向け・学生向けなどで分けましょう。

全ての人に同じ反応がある訳ではないことを注意しておきましょう。

 

おすすめ本

今回参考にしたおすすめ書籍はこちら!↓

参考書籍|Webサイト、これからどうなるの?
著者/こもりまさあき、栄前田勝太郎、坂上北斗、塚口祐司、前川昌幸、松田直樹

この本には、ウェブ制作に関わる知識全般(プログラミング・デザイン・ディレクションなど)について解説されており、これから訪れる技術の進化についての考察が紹介されています。

興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

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