webライティング能力検定とは?内容と勉強方法|受験した感想・評判

webライティング能力検定1級合格書 クリエイティブ
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会社で推薦されている資格である、webライティング能力検定を受験しました。
試験の概要や体験談・学習方法を紹介します。

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そもそもwebライティング能力検定とは

webライティング能力検定は、一般社団法人日本ライティング協会が主催している、
ウェブライティングに関する知識やライティング能力を認定する検定です。

現在は年に2回、全国で開催されています。受験費用は13,500円(税込)です。
注意しておきたいのは、資格の期限は2年であること。継続するには更新費用がかかります。

問われる知識は下記です。

  • 国語
  • webライティング基礎
  • コピーライティング・メールライティング
  • SEO
  • 法律・倫理、炎上対策
  • ミニ論文

webライティング能力検定は1〜3級まであります。
級によって試験が分かれている訳ではなく、全て同じ試験になっており、点数によって取得出来る級が変わる仕組みです。

試験時間は90分間!88点満点で、以下が合格基準になります。

  • 1級:80点から88点
  • 2級:70点から79点
  • 3級:53点から69点

 

現在はウェブが普及し、誰でもSNSなどを利用して、気軽に文章を不特定多数の人に発信出来るようになりました。
それに伴って、ビジネスでもSNSやブログを活用するようになっています。
信頼性のある・質の高い文章を書くことによって商品の売り上げが伸びたり、コミュニケーションの幅も広がります。

ただ、一歩間違えれば法的な違反、SNSでの炎上を起こしてしまって信頼を失うことにもなりかねません。
そうならないための知識・ライティング能力を身につける役に立つ検定とも言えるでしょう。

そのため、特にコピーライターホームページやブログのライターが、仕事をする上でwebライティング能力検定を持っていると信頼性を示すことができます。

 

公式サイト|webライティング能力検定

勉強方法

受験を申し込むと、公式テキスト(模擬問題付き)が送られてきます。
こちらはPDFファイルか、希望すれば印刷したものをもらうことが出来ます。
市販ではなく、受験料を払えば必ずもらえるので、お得ですね!

webライティング能力検定公式テキスト

 

また、「webライティングが2ランクUPする問題集」もPDFファイルをもらうことが出来ます。
こちらは電子データのみの提供なので、紙媒体で勉強したい場合は、自身で印刷しましょう!
私も印刷して勉強しました。

Webライティングが2ランクUPする問題集

 

受験課目は下記のとおりです。

  • 国語
    文章の型、間違えやすい日本語、ことわざ・慣用句、敬語など
  • webライティング基礎
    読みやすいwebライティング、特徴、ブログ・SNSでのwebライティングなど
  • コピーライティング・メールライティング
    コピーライティングの歴史、USP、4Uの原則、AIDMA・AISASなど
  • SEO
    SEOの変遷・目的、Google対策、スマートフォン対応など
  • 法律・倫理、炎上対策
    webライティングを行う上で知っておくべき法律の基礎内容など
  • ミニ論文
    200〜300文字のwebライティングに関する論文

公式テキストは、約130ページほどあって、各科目ごとに模擬試験問題がありました。
基本4択問題で、web業界で働いている人にとっては常識的な内容なので、難しく感じないと思います。

 

私は試験の3ヶ月前くらいから勉強を始めました。
最初は公式テキストを読み込むため、毎週3時間くらい勉強していました。
一通り読み終えたら休憩。復習は時間をおいた方が良いとも言います。
月に1〜2回程度の勉強にシフトチェンジして、間違えた問題を徹底的に覚えていく勉強方法に。

中でも一番厄介なのが、国語です。
漢字やことわざ、慣用句、四字熟語が難しい!!
日常的に使ってなかったり、間違えて覚えていたり・・・。
正答率も国語が低いと聞いていたので、ここで点数分かれると思います。

webライティング能力検定でも問われる、間違えやすい慣用句やことわざ等については、下記記事でまとめているので、よかったら見てみてください!↓

間違えやすい日本語、知っておきたいことわざ・慣用句まとめ【webライティング】
間違えやすい日本語|小春日和、気の置けない、役不足、敷居が高い、など。本来の意味を知っていますか。ライティングにおいて間違った使い方をすると知らないうちに無礼にあたる可能性があります。そういった誤用しやすい言葉・知っておきたい慣用句をたっぷりまとめました。
間違えやすい・知っておきたい四字熟語まとめ【webライティング】
間違えやすい・知っておくべき四字熟語|三寒四温、閑話休題、花鳥風月、白砂青松、森羅万象など。本来の意味を理解して使っていますか?誤用していると恥をかくことになりかねません。そんな知ってるようで知らない四字熟語をまとめています。webライティングでも活きる知識です。

 

その他にも、検定で問われる知識をまとめた記事を出しているので、そちらもぜひ参考にしてみてください!

SEO対策・Googleのアップデートについてまとめた記事↓

【SEO】Googleアルゴリズムと主なアップデート6つまとめ|検索エンジン最適化
Googleの主なアップデートは6つあります。パンダアップデート、ペンギンアップデート、パイレーツアップデート、ドアウェイアップデート、ハミングバードアップデート、コアアップデートです。それぞれ簡潔にまとめて紹介します。SEO(検索エンジン最適化)においてGoogleアルゴリズムを知ることは重要です。

AIDMA・AISASについてまとめた記事↓

AIDMA(アイドマ)とAISAS(アイサツ)とは|webライティング
AIDMAとは、消費者の購買心理の過程を分析した消費者行動モデルです。消費者が商品を知って、購入に到るまでの段階を示しています。1.Attention(注目させる)、2.Interest(興味を持たせる)、3.Desire(欲求を起こさせる)、4.Memory(記憶させる)、5.Action(購買に至る)。

試験

試験は、東京の会場で受験しました。
同じ会場の受験者は、ざっと30人以上いました!
他の会場も同時開催しているので、思っている以上に受験者がいました。

肝心の試験の内容は、かなり公式テキストに沿ったものが多くて安心しました。
公式テキストをしっかり読み込んで、模擬問題を全部覚えておけば合格はできるレベルだったと思います。

試験時間は90分!時間いっぱい使って、ケアレスミスがないか見直ししました。

受験した結果は!?

試験の結果は、受験日から約1週間後にメールで送られてきました。

結果は・・・・!!

webライティング能力検定1級合格書

一発で1級受かりました〜〜!!!!嬉しい!!!

メールで1級受かった報告をもらい、認定証がくるまでも約1週間くらいでした。
迅速な対応がとってもありがたい!

認定証があるのとないのとでは喜びも違いますね!

感想・まとめ

この検定は、web業界で働いている人や、ライティングに関心がある人、webのリテラシーが大体わかる人は、比較的1級を取りやすいと思います。

検定を取得したからすごく何かが変わる訳ではありません。
検定はあくまでも目的ではなくて、勉強する延長線上にある、という認識です。
個人的には、webライティングだけでなく、webのリテラシーについても再認識・勉強できるので、検定を受けてよかったと思っています。

特別検定を取得したいと思っていなくても、webライティングを勉強したいと思っている人なら、公式テキストももらえますし、受けてみるのもいいかと思います!

 

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